Q.
れみ先生はいつ頃ご自身の霊力に気付かれたんですか?
れみ
子どもの頃から言ったことが叶ったり、ふと虫の知らせのように人の死が分ったりしていました。小学校1年生の時には遠くにいる祖父が亡くなったことが感じられて、母親に言うと、その夜訃報が入ってきたんです。そういうことが日常茶飯事でしたから、母親が不思議がって、私にあれこれと聞くようになっていました。
Q.
先生のお力は天賦のものなのですね。
れみ
ええ、でも自分の能力を人に話すのは不得手ですし、できればしたくないと思っているんですよ。別の仕事をしていた時期もありまし、占いは人から頼まれて、個人的に人を占うことはありませんでした。でもある時、恋愛のご相談をされていた方だったか、その方の下腹部に異変を感じて、遠回しにですが、体調をお聞きし、病院に行くことを強くすすめたんです。その後、その方は子宮がんだったことが分かって・・・。早期だったので、数年後には出産もされましたが、「早く分かって良かった」と心から思いました
Q.
”ふと視える”ような感覚なのですね。占い師になられたきっかけを教えてください。
れみ
凝視するような感覚ではなくふっと浮かぶように視えます。転機になったのは、30年ほど前、ちょうど霊力が大きくなっていた頃でした。普通にお話していた時に、「○吉」「○左衛門」という二つの名前が聞こえてきて、その方に「ご存知ですか?」とお尋ねしたら、「うちの父と祖父です」というのです。その方はとても驚かれて、それをきっかけに対面鑑定を始めることになったんです。すぐに私の名前が広がって、たくさんの方がいらっしゃっていましたが、次第に熱心な顧客の方で、私を教祖にする話が出てしまって。こんこんと説得されましたが、私はそういったことに関心がなく、それ以来、占いは止めてしまったんです。
Q.
さまざまな人生経験を経て、当社とのご縁が結ばれたのですね。
れみ
母の介護もありましたし、一時別の仕事をし、それでもまた占いの世界に戻りました。振り返ると鑑定師としてのキャリアはとても長いものになっていました。御社に入ってからまだ数ヵ月ですが、たくさんの方とお話しできて嬉しく思っています。リピーターさんも増えてきて、本当に有難いことですね。
Q.
やはり占いの道で生きて行こうと決められたんですね。
れみ
ええ、生涯、占い師として生きていこうと決めています。私はあっさりした性格で、周りからも「欲がない」といわれるんですが、生きる道、こうありたいという気持ちには目覚めています。生きる上では何があっても諦めずに、自分の想いをつらぬくことですよ。”運命に逆らわずに生きる”といいますが、運命は自ら切り開くものです。運命は変わります。気付きを得て、「これじゃだめだ」と思った時から人生は変わっていくのです。あんのんとシスターをしていたマザーテレサが啓示を受けて、至難に飛び込んでいったように・・・それが導かれるということです。才能に気付くことができれば、他方向に可能性は伸びていくのです。
Q.
それでは最後にメッセージをお願いします。
れみ
鑑定では私がお悩みをすべて解決するとか、運命を変えようなど仰々しく考えていません。私は運命を切り開くお手伝いをするだけ。どうか心に固執した悩みを解き放って、前を向いて笑顔でいるようにしてください。辛い時は私が誠心誠意、自分の心に恥じない鑑定をさせていただきます。